バナー                                              2006/3/18 

 ブーツが破れたら!

Gには、ボールジョイントが4ヶあります。

こちらの図はタイロッドで、両端にボールジョイントが
あります。PL法の関係からか、今現在、ブーツ単体では
入手できず、17の片側ボールジョイントか、もしくは5の
タイロッドアッセンブリー(両端ボールジョイント付き)での
入手となります。

どちらかのブーツが破れた時には、反対側の寿命も
近い筈なので、5のアッセンブリー交換がお勧めです。

こちらはドラッグリンクの図。

やはりブーツ単体での入手はできませんが、ボール
ジョイントは片側ずつで入手可能です。

タイロッドもドラッグリンクも、ボールジョイント取り付けネジ
部が全長の長さ調整を兼ねています。
ドラッグリンク全長が変わってしまうと、ステリングホイール
が直進時に傾く事になりますし、タイロッド全長が変わって
しまうとトーインが狂ってしまいますので、どちらも交換前と
全長が変わらないようにしないといけません。
今回はタイロッドで説明します。写真は運転席下から前方に
向かって撮影してます。

赤矢印がタイロッド、青矢印がステアリングダンパーです。

アッセンブリー交換なら、ボルト&ナットで装着されてる
ステアリングダンパーを外しておきます。
左側(運転席側)のボールジョント①(その下はナックル)の
上に、説明用として中古のボールジョイント②を、逆さにして
載せてます。

③がブーツ、3~4年で破れるケースが多いです。グリスが
流出してボールジョントが駄目になる前に交換しましょう。
そうそう、破れていると車検がパスできませんよ。

④の部分がテーパーになってて、ナックルと崁合してます。
ここの固着が外れる時に、「バキッ!」と派手な音を立てる
んです。

ナックルとの連結は、キャッスルナット(青矢印)で止められて
おり、回り止めの割りピン(赤矢印)が使われてます。

赤丸で囲んだ部分は、タイロッド全長を調整した後に、
全長が変わってしまわないよう固定する部分です。
ボールジョイント単体を外したりする際は、緩めたり締めたり
します。
外す時には、写真のようなタイロッドエンドプーラー使うと
楽ですね。これが無くてもダブルハンマーで外せない事は
ないですが、足回りですから無理は禁物!

プーラー掛ける前に、割りピン外してキャッススルナットを
緩めます。バキッと外れる際に、ボールジョイントがすっ飛ぶ
のを防ぐ為、キャッスルナット(赤矢印部分見えますか!?)
は完全に外さず、ネジ山に掛けておきましょう。

ナックルとボールジョイントの間にプーラーの顎を入れ、
青矢印のボルトを締めこんでいって両者の崁合を外して
やります。この瞬間派手に「バキッ!」と鳴るんです。
両端のボールジョイント外した後、タイロッドごと交換です。

ボールジョイントとタイロッドは雌ネジが切ってあり、片方は
逆ネジとなってます。両者を繋ぐボルト(センターに六角)の
両端も、それと同様に正ネジと逆ネジが両端にあり、
センターの六角部を回す事によってタイロッド全長が伸びたり
縮んだりします。

新品アッセンブリーを装着する時は、前述したように、外した
物と全長を揃えて(両端ボールジョイントのセンター間)やり、
外した時と逆手順で着けていきます。

割りピンは新品に!
締め忘れのないように!

※ ブーツ単品で売ってくれたらいのになー!
  
  ハブホーシングから飛び散ったグリスがブーツに付着すると、ブーツの寿命が短かくなります。
  下回りをチェックした時に気付いたら、拭き取るようにしましょう!
  
  満足度:ボールジョイントにガタが出ていたら、交換により
       ステアリング操作がスムーズになりますよー  100点! 

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