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準備
フロアジャッキ(Gは重いので最低でも2.25t
以上のしっかりしたもの)
ウマ(ジャッキアップだけでは危険)
輪止め(写真のような角材でも充分)
17mmのホイールナットレンチ(DIYショップで売っている十字の
やつが使いやすいです)
トルクレンチ(タイヤ交換用なら安物でOK)
ワイヤブラシやねじ山修正機
14mm長ナット

フロントハブホーシングへのグリスアップ前にフロントタイヤの
取り外しが必要です。
@ フロントタイヤを外します。赤丸個所がフロントホーシングのハブ部分へのグリス注入部分
です。14mm六角穴のドレンプラグ形状です。
A 専用工具もあるんでしょうけど、もっと安い代用品がこれ(14mm
長ナット)です。DIYショップで入手して下さい。

B
長ナットをプラグに差込み、これをソケットレンチ等で緩めれば
いいのです。
C プラグを外したらジャバラグリスを直接当て、絞り込むように
グリスを注入します。注入口を押さえ込む気持ちで入れるとうまく
いきます。左右で
400ccが1本ぐらいは入ってしまいますよ。
D

Gにはプロペラシャフトが2本あります。トランスファーケースから
フロントデフへの1本と、リヤデフへの1本です。
それぞれのプロペラシャフトの両端に赤丸部分のユニバーサル
ジョイントがあり、これには青丸部分のグリスニップルが付いて
います。
E
更にプロペラシャフトの中間にもこのようにグリスニップルがあります
ので、前後のプロペラシャフトそれぞれに3箇所、合計6箇所の
グリスニップルがある訳です。
F
これがグリスガンです。1番左のグリスカートリッジを丸ごと内蔵
できるタイプが楽なのですが、下に潜り込んでの作業では、小さい
タイプじゃないと体と車体の間にこれが入らないケースもあります。
グリスニップルにグリスガンのノズルを差込み、これを押さえながら
ハンドルを何回か開閉してグリスを注入します。写真のゴムホース
タイプのグリスガンでは、ノズルを押さえるのと、ハンドルの開閉を
同時にやらなければいけないので、ちょっと大変です。よって、2柱
リフトを使った作業が楽なのです。
G 近年式のGでは、一般的なグリスニップルと違った形状の物が装着
されてます。(ボタン型!?)その場合には、写真のような形状の
ノズルをグリスガンの先に着けて使います。
ジャッキアップして(タイヤが接地している)の作業では、床側から見てグリスニップルが下を向いていてくれればグリスアップできますが、上を向いていたら車を動かしてグリスニップルを下に向けてやらなければグリスアップは難しいです。2柱リフトでATをニュートラルにしておけばこんな手間は要りません。

満足度:Gは四駆である事が命です。目に見える部分ではないの
     ですが、グリスアップは儀式と思っております。定期的な
     グリスアップさえ実施していれば、駆動系パーツの耐久性
     は驚くほど長いです。
     (という事は、グリスアップしないと・・ですね)
     

     90点!!

@

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