@ | 赤丸部分のバンパー隙間からラジエーターのドレーンコック (赤い頭のプラスチック製です。)が見えます。隙間からは斜め上方向です。 |
A | アクセスしにくいので、適切な工具が無ければアンダーガードを取り外しましょう。17mmボルト&ナット計6箇所です。 |
B | 矢印で示したのがドレーンコック。私はロングノーズベント型のホースプライヤーで緩めます。緩みさえすれば、その後は大きめのマイナスドライバーでも回せます。これならアンダーガード外さなくても緩められるので楽チンです。写真には見えてないのですが、この下側に排出口がありますので、ホースを繋いで適当な容器でクーラントを受けてあげます。内径11mmほどの水道ホースよりも少し細身のホースがいいです。緩めただけだと、ちょろちょろとしかクーラントは出てきません。リザーバータンクキャップを開けてやると勢い良く出てきますが、ここからの排出だけだと、4.5Lくらいしか抜けません。 |
C | エンジンブロックにもクーラント抜きのドレーンボルトがあります。(左下の赤丸部分)EXマニ下、マウントステーの斜め上あたりです。先端はホースが取り付け可能な形状をしてますので、メガネレンチ(19mm)をセットしたその上から、内径11mmくらいのホースを繋いで排出できます。 BとCの両方で約8〜9Lくらい(正確な量を忘れてしまいました)排出できます。 |
D | 赤丸はリザーバータンク。青丸部分にサーモスタットが入ってます。サーモスタットもついでに交換したい方はEFも! |
E | サーモスタットのケースです。ウェスなんかで養生しておいてから、10mmボルト3本外します。ホースに弾力があるのなら、ホースを外さないでもサーモカバーを上に持ち上げればサーモスタットが取り出せます。 ホースが硬くなっているようなら外してから作業します。 私はお世話になってるHPに倣って、トヨタ製のホースバンド使ってます。締めすぎない適度な力でホースを押さえてくれるから、これお勧めです。 主要なホースで使用するバンドの品番 大 90466-41003・・・1個必要 小 90467-37005・・・5個です。 教えて頂いたyamaさんのページを是非見て下さい。 |
F | 外したサーモスタットの新旧です。新品サーモスタットにはゴム製Oリングが付属してますので、矢印部分への装着を忘れずに! サーモスタット交換したら、Eで外した10mmボルトを締めます。 |
G | ラジエーター下のドレーンコック、EXマニ下のドレーンプラグを忘れず締めます。 |
H | ここまで来たらクーラントの補充です。 直6, M104エンジンのLLC総容量は11.8Lです。 MB車はラジエーター内通路が狭いので、是非純正クーラントを使って下さい。濃度は日本での使用なら50%です。 水は日本の軟水なら水道水でOKですが、こだわる方は 蒸留水使って下さい。 純正クーラント品番:000-989-2125、1.5L入り |
I | 補充の後に、エンジン暖気とAir抜きが必要です。リザーバータンクキャップを締め、サーモスタットが開くまで充分暖気。水温計で90℃くらいまで上げればよいでしょう。 ヒーター全開(これでヒーターラインのLLCもしっかり循環できます。)。 ラジエーター&サーモスタット周辺のホースをもみもみ!(ここはAirがたまり易い)でも、硬化していると割れやすいからほどほどに。 最終的には、走行してから液量確認と水補充を忘れずに! アンダーガードを装着して終了! |
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