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@ 準備するもの
フロアジャッキ(Gは重いので最低でも2.25t
以上のしっかりしたもの)
ウマ(ジャッキアップだけでは危険)
輪止め(写真のような角材でも充分)
17mmのホイールナットレンチ(DIYショップで売っている十字のやつが使いやすいです)
トルクレンチ(タイヤ交換用なら安物でOK)
ワイヤブラシやねじ山修正機
A まずは安全の為に、ATはパーキング位置である事を確認してから輪止めをします。
B ジャッキアップの前に、17mmのレンチでホイール取り付けボルトを対角線の順で軽く緩めておきます。
C 右フロントタイヤを前から覗いた写真です。続いてジャッキアップですが、フロントデフ,リアデフ共にセンター位置に無い事、フレームで持ち上げるとサスが伸びてかなり持ち上げないといけない事から、TAKEの場合、写真のリーディングアームの丸い部分を持ち上げています。これならタイヤと設置面の離れるのが早いです。
D 右サイドから床下を覗いた写真です。ジャッキアップだけでは絶対に危険です。必ずウマで保持するか、最低でもタイヤなどを下に置き、車の下でペッシャンコになるのだけは回避しましょう。フロントタイヤ交換時、私は写真のフレーム位置にウマを置き、ジャッキを少し戻してウマの上に車の荷重がしっかり掛かるようにしています。ウマとフレームの間にはゴムなどを入れて下さい。
E ここまでやってからホイール取付けボルト5本を取り外し、タイヤ&ホイルを取り外します。国産車はハブからボルトが出ていて、ナットでホイルを止めているのでナットを外してもタイヤ&ホイルは落ちません。対するGは他のベンツ同様にボルトでホイルを締めこんで止めている形ですから、ボルトを全部外してしまうとめちゃくちゃ重いタイヤ&ホイルが外れて落っこちて来るので、最後の1本を抜く時にはホイルを車体側に押し付けておきましょう。
F ディスクローターのハブ部分です。これと接するホイルの裏面共々、。錆などが付着していますから、軽く真鍮のワイヤブラシ等できれいにしましょう。これを怠るとホイルを正確に取り付けられません。
G 取付けボルトです。結構錆びていますから、ワイヤブラシ等でねじ山及びホイルと当たるテーパー部分をきれいにしておきましょう。ねじ山が渋いようでしたら交換したいところですけど、軽く修正するだけなら右のようなねじ山修正機を使うのもGoodです。よくグリスをねじ山にたっぷり塗る人がいますけど、必要以上に締めこんでしまったり、砂利などを噛み込んでしまったりの原因となるのでTAKEはお勧めしません。錆防止にCRCを吹いてよく拭取るのはOKです。

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H タイヤを交換して取付けです。タイヤ&ホイルをディスクローターのハブ部分に被せる感じで位置を合わせ、体で車体側に押し付けながらまずは1本のボルトで仮止めします。続いて残りのボルトも手で閉めこんでいきます。次にレンチを使い、対角線の順序で徐々に締め込んでいきます。本締めはジャッキを降ろしてからですのでほどほどに!
I ジャッキを少し持ち上げウマを外し、ジャッキを降ろしてタイヤを接地させます。
J できればトルクレンチを使い、13Nm(約13kgf/cm)で対角線の順序に本締めしていきます。およそ「手」ルクレンチは締め付け過ぎのケースが多いです。ちなみに460の鉄チンは16Nmです。
K 後輪交換時はトレーリングアーム下の矢印部分をジャッキアップ、ウマはフレーム下にあてがっています。そうそう、輪止めを前輪側へ移動させておく事を忘れずに! 
交換手順は前輪交換時と同様です。
G
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H
※ ちょっと走行したら、もう一回トルクレンチを使って増し締めしておき
  ましょう。
※ ついでに空気圧の点検もお忘れなく!
  乗車人員が少ない時は全輪2.2kgf/cm2、多い時は後輪のみ
  3.0kgf/cm2の指定です。スペアタイヤは3.0kgf/cm2です。
  (16インチの場合)
※ タイヤによっては回転方向が指定されているのでご注意!
  又、一般的にラジアルタイヤは回転方向が逆になるのはよくない
  ようです。