@ | 赤丸が床下から見たATオイルパン部分です。 以前クランクシャフトエンドオイルシールから のオイル漏れ修理(修理工場に依頼)j時の 写真なので、プロペラシャフトなんかが外された状態です。 トルクコンバーター側のドレーン用樹脂 キャップも外されてます。 オイルパンは13mmボルト6本で装着されて ます。 青丸部分にドレーンプラグがあります。 こちらは5mmHEXボルトです。 |
A | まずはオイルパンからのATF抜きとりです。 全容量は7.5Lとマニュアル上では記載されて ますが、実際にはATFクーラーやラインなども ある関係で、8Lくらい使います。 オイルパンから排出できるのは半分くらいです。 |
B | 続いてトルクコンバーター側です。 樹脂のキャップ(10mmHEX穴あり)を外します が、トルコンドレーンプラグは運がよくないと お目見えしません。 相方がいればセルをチョンチョン回して位置 が合わないかなって試した事もありますが、 残念ながら今まで数回交換した中では ご対面できてません。 |
C | という訳で、大きなマイナスドライバーなどで 一生懸命こじっていってトルクコンバーターを 頑張って回していくとご対面となります。 翌日は筋肉痛となりました。笑 こじる際の注意点ですが、こじる支点となる ケースはアルミ製なので、力加減はそれなり に! |
D | こちらのドレーンプラグも5mmHEXボルトです。 オイルパンからと同じくらい排出されます。 これが機械式ATの良いところで、トルコン側 にドレーンがあるおかげで、ほぼ全量のATF が抜き取りできるのです。 ATクーラーラインなどに接続しATFチェンジャー で交換するケースよりも、ほぼ全量を新油に 交換できるし、何より余分なATFを必要としないのが素晴らしいです。 全量を新油に交換できるからこそ交換効果が 高いと思います。 |
E | 可能であれば一晩くらい放置して出来る限り 古いATFを抜き取りましょう。 次にオイルパン外しです。写真のように底の 部分にATFが残ってますので、こぼさないで 済むようドレーンプラグを再装着してから外す と良いでしょう! 13mmボルト-6本です。 |
F | ATFストレーナーが頑張って仕事をしてても 多少のカスがオイルパン底部分には溜まって きます。 ATFやフィルターを長期間交換していないと、 当然沈殿物も多いし、ATFの色もどす黒く なってます。 これを見ると、交換して良かったなって思い ますね! |
G | オイルパン外すとこんな感じです。 ATFストレーナーが見えますね。プラスビス 3本を緩めて外しましょう。 AT内部は非常に複雑です。埃やウェスのカス など付かないよう、細心の注意を払います。 |
H | 交換時には以下の物も新品に! ・ドレーンプラグ 2ヶ 000908 010004 ・ドレーンプラグG/K@ 1枚 007603 010112 ・ドレーンプラグG/KA 1枚 007603 010100 ・オイルパンG/K 1本 126 271 10 80 ・ストレーナー 1ヶ 460 277 01 95 |
I | 合わせ面やそれぞれのパーツを綺麗に してから組みつけていきます。 ・ストレーナー装着 ・オイルパン装着 (ドレーンプラグ&ガスケット類も) ・トルコンのドレーンプラグ&ガスケット装着 ・ ↑ 部分の樹脂キャップ装着 |
J | ゲージの穴からファンネルなどを使い新油を4Lほど入れエンジンを始動します。 ※ATF DU 機械式AT時代はこれ! 1 リットルボトル×8 000 989 92 03 ATセレクトレバーを各ポジションへと数回 動かしトルコン含め各所にオイルが回るよう にします。 |
K | その後3Lくらい追加しアイドリング状態で シフトレバー「P」の位置でレベルチェック。 ATFは膨張率が高いので、ゲージの合わせ 方は独特で、レベルを合わせるのがなかなか 難しいです。平らなところで少しづつ継ぎ足していきましょう! 冷間(20-30℃)時:Lより25mm下 温間(80℃)時: HとLの中間 ※30〜40分走行しないと80℃までいかない ようです。 |
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